
イギリスエールで最も売れているブラウンエール
イギリスのエールのなかで一番売れているのが『ニューキャッスル・ブラウンエール』。1925年に.ポーター大佐によってイングランド北東部のニューキャッスルで誕生した。ブラウンエールは、20世紀初頭に、イギリスで人気のあったペールエールに対抗して造られたものといわれている。現在はハイネケン・インターナショナルが取り扱っており、世界40カ国以上で飲まれている。
モルト由来の甘い香りで、ペールエールのようなホップの香りは強くない。ローストモルトの甘みが楽しめ、カラメルのような甘みの後に酸味とほのかな苦味が追いかけてくる。しつこくなく、すっきりとした後味である。
瓶は透明のため、保管には注意が必要。ビールは紫外線の影響で、ホップが不快な匂いを放つようになるが、この透明な瓶では紫外線を遮ることはできない。美味しく飲むためには、購入後も紫外線を当てないように保管しなければならず、少し手間のかかるビールかもしれない。
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製造元:ハイネケン・インターナショナル
スタイル:イングリッシュスタイル・ペールエール(上面発酵)
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5.0%
内容量:355ml