芋焼酎/鹿児島県・西酒造

とみのほうざん

富乃宝山

芋焼酎 富乃宝山

ロックで楽しむために造られた黄麹仕込みの芋焼酎

創業は1845(弘化2)年、芋焼酎『富乃宝山』を造る西酒造(株)は、鹿児島県の薩摩半島西海岸のほぼ中央、 東シナ海に面した人口約1万の吹上町にある。吹上町には「日本三大砂丘」の一つ吹上浜があり、毎年5月から7月にかけ50頭近くのウミガメが産卵に訪れる自然豊かな地。原料となる芋と米はすべて県内の契約農家の手によるものだが、「焼酎造りは農業から」という考えから自社栽培にも取り組んでいる。

160年以上の歴史を誇る蔵だが、伝統製法を大切に守りながら、かつ革新的な可能性にも果敢に挑戦し続けている蔵でもある。その代表的な銘柄が『富乃宝山』。この銘柄が誕生したきっかけは、現社長の西陽一郎史が東京農大の醸造科学科時代、ある清酒蔵の子息に「清酒の味わいは色々あるが、焼酎はどれも同じに感じる」と言われたことから。その悔しさを忘れることなく、卒業後、蔵に戻ると新しい味わい芋焼酎の開発に取り組み始めた。

そして誕生したのが「黄麹」仕込みの、オン・ザ・ロックで旨い芋焼酎『富乃宝山』。黄麹はかつて焼酎造りにも使われていたが腐造が多く、現在では黒麹、白麹が使われることがほとんど。その温度管理の難しい黄麹を使い、酒造好適米「五百万石」を用いて、焼酎ではほとんど行われない醪を吟醸酒のように低温発酵させた。

通常、芋焼酎は麹米:芋=1:4が一般的だが、『富乃宝山』は麹米:芋=2:3で、麹歩合を高く設定。そのため米麹由来の成分が増え、それまでの芋焼酎とは一線を画す味わいのもととなっている。さらには、蒸留にも工夫が加えられ、減圧蒸留と常圧蒸留を組み合わせることにより、果実にも似た芳香とまろやかな口当たりを生み出すことに成功した。ロックは勿論、ソーダ割りにすると爽やかな味わいが楽しめる。

・2011年モンドセレクション金賞受賞

data

製造元:西酒造株式会社

住所:鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17

TEL:099-296-4627

URLhttp://www.nishi-shuzo.co.jp/ (直接注文不可)

創業年:1845(弘化2)年

原料:芋(黄金千貫)、米麹(五百石・黄麹)

蒸留方式:常圧、減圧

アルコール度数:25%

容量:1800ml

 

 

 

 

  • その他のラインナップ

一粒の麦〔麦焼酎〕

創業は1845(弘化2)年というから、12代将軍・徳川家慶公の時代。蔵は鹿児島県の薩摩半島西海岸のほぼ中央、東シナ海に面した人口約1万の吹上町にある。東シナ海に面した……