シングルモルト/アイラ島

Caol Ila

カリラ12年

スコッチウイスキー カリラ12年

故マイケル・ジャクソン氏曰く「素晴らしい食前酒」

1846年、ヘクター・ヘンダーソンが創業。その後、数度オーナーが代わったり、操業停止などもあったが、1986年にUD(ユナイテッド・ディスティラーズ&ヴィントナーズ)社の系列となり、1997年からは、ディアジオ社の傘下となっている。1972年から1974年にかけ改装を施し、近代的な蒸留所に建て替えられるが、オリジナルの味を守るため、スチルの形から建物の場所まで忠実に再現した。

■カリラ蒸留所

アルコール生産能力は年間650万ℓ(2017年現在)とアイラ島で最大。蒸留所はポートアスケイグ港近くの入り江にあって、スチルハウス(蒸溜棟)の窓からは、アイラ海峡とジュラ島が間近という絶景が望める場所にアイラ蒸留所は建つ。アイラ島の人口は約3,400人、面積は約600k㎡、主要産業なモルト・ウイスキー生産と観光である。

カリラの綴りは「Caol Ila」。“Caol”はゲール語で海峡、“Ila”はアイラ島、“Caol Ila”で「アイラ海峡」の意味になる。ジュラ島を望むアイラ海峡は、狭いところで800mくらいしかなく、ロブスターやカニの優良な漁場となっている。蒸留所はポートアスケイグ港の1㎞ほど北にあり、アイラ海峡を挟んで対岸にジュラ島のパップス山(乳房山)が聳え立つ。

仕込み水には、蒸溜所の背後に迫る丘の上にある、蒸留所から1.5㎞離れたロッホ・ナムバン湖から石灰石を通って浸み出した、ミネラルを多く含んだピート色が強い天然水を引いて使用している。冷却水は循環システムをとり、この水は海水を利用して冷却されるシステムになっている。

麦芽は地元ポートエレンで製麦されたものから、さまざまなピートレベルのものを調達して使用し、こうして造られたモルト原酒は、ピーティでスモーキー、シガーやハーブ、ナッツを感じさせスパイシーさも持ち合わせ、かすかな甘さとオイリーさも感じられる。スモークサーモンなどの魚料理との相性は抜群。ウイスキー評論家・故マイケル・ジャクソンは自身の著書において「素晴らしい食前酒」と評している。

かつて造られる原酒のほとんどは、ジョニー・ウォーカーなどのブレンド用の重要原酒として使われ、シングルモルトとしての入手は困難だったが、2002年からは同社の “ヒドゥン・モルト・シリーズ ”として発売されている。

『カリラ12年』は、木炭のようにスモーキーでピーティ、ずっしりとしたボリュームのある飲み応えで、香りもテイストも複雑で味わい深くフレッシュでオイリー。砕いたローストアーモンド、チョコレート、ロシアンコーヒーの香り、そしてソルトのフレーバーも感じられる。強烈な個性を持ったモルトといえるが、アイラモルトとしては比較的軽くドライなので、アイラモルトの入門としておすすめ。

 

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所有者:ディアジオ社

所在地:Port Askaig,Islay

URLhttp://www.discovering-distilleries.com/caolila

創業年:1846年

蒸留器:ストレートネック型

アルコール度数:43度

容量:700ml

 

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