シングルモルト/東ハイランド

Royal Lochnagar

ロイヤル・ロッホナガー12年

スコッチウイスキー ロイヤル・ロッホナガー12年

「王室御用達」の“ロイヤル・シングルモルト”

アバディーンから少し内陸に入った、ディー川上流域のロッホナガー山の麓に、伝統的な美しい外観を保ちつつ蒸溜所は建っている。蒸留所の周囲80㎞以内に他の蒸留所は存在せず、この地における個性を遺憾なく発揮している。

創業年は1845年となっているが、1826年に最初に設立された蒸溜所が火災で焼失、その後に再設立されたものである。ジョン・ペグ氏による再建から3年後、蒸留所からさらに上流域に王室一家が別荘として、別名ロイヤル・ディーサイドと呼ばれるバラモラル城を入手した。そこでペグは「試飲にいらっしゃいませんか」と招待状を送るとなんとその翌日に、アルバート公とヴィクトリア女王が訪れたという。女王夫妻は大いに気に入り、間もなく「王室御用達」の勅許状が届いた。以降、「ロイヤル」と名を冠して呼ばれることとなったのである。ちなみに、女王夫妻はボルドーワインにこのモルトを数滴混ぜて飲んでいたといわれる。

スコットランドの老舗蒸留所のなかで3番目に小さく、ディアジオ社が所有する蒸留所では最小の規模。少数精鋭で限られた熟練工だけで製造を担い、そのめがねに適ったものだけが瓶付けされるので、品質の高さは折り紙付である。そのため生産量に限りがあり、極めて入手困難な一本。

モルトは微かにピートが炊き込まれた麦芽を使って、75~120時間と長時間をかけて発酵され、蒸溜液の冷却にはワームタブが使われている。それにより、ボディが厚い、スムースでフルーティ、麦芽の甘さ、果実の酸味、スパイシーさを伴った複雑で洗練された味わいとなる。熟成にはシェリー樽を使用。芳醇な香りと華やかな味わいを醸し出す。

『ロイヤル・ロッホナガー12年』は、スムースな舌触りでおだやかな甘みが感じられる、ウイスキー初心者にも安心しておすすめできるシングルモルト。デイリーウイスキーとしても贈答でもOKの、安定感がある。

 

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所有者:ディアジオ社

所在地:Cratie,Ballater,Aberdeenshire

URLhttp://www.discovering-distilleries.com/royallochnagar/

創業年:1845年

蒸留器:ストレートネック型

アルコール度数:43度

容量:750ml