シングルモルト/アイランズ

Talisker Aged 10 years

タリスカー10年〔スコッチ/シングルモルト〕

スコッチウイスキー タリスカー10年

ピーティでフルボディな酒の王者

タリスカー蒸留所は、スコットランド西岸に広がるヘブリディーズ諸島のスカイ島にある。大小さまざまな群島からなるヘブリディーズ諸島は、スコットランド本土から西へ70㎞ほどいったアウター・ヘブリディーズと、本土に近いインナー・ヘブリディーズの2つに分けられる。スカイ島は、インナー・ヘブリディーズ諸島の最も北に位置するヘブリディーズ諸島最大の島(面積:1,660㎢)。

■インナー・ヘブリディーズ(ピンク)とアウター・ヘブリディーズ(黄色)。行政区画としてはハイランドに属するが、スコッチ・ウイスキーの生産地区としてはアイランズに分類される(尚、アイラ島も行政区画としてはヘブリディーズ諸島のひとつだが、生産地区としては「アイラ」単独地区として分類される)。

「ミストアイランド」とも言われるほど霧が多く発生するスカイ島、中央に切り立った高い山がそそり立ち、海洋性気候のため荒天時には風も海も荒れ狂う。スカイ島の綴りは、“sky(空)”ではなく” skye“と書き、ゲール語で「翼の形をした島」に由来するという説、あるいは「雲の島」という意味のヴァイキングの言葉からきているという説がある。

「宝島」の作者スティーブンソンが「酒の王者」と称したタリスカーは、1830年の創業。海と噛み合うように入り乱れた複雑な海岸線の西岸、カーボストに位置するスカイ島唯一の蒸留所である。創業者は、少し南に下ったところにあるエイグ島出身で、スカイ島に羊を運ぶ仕事をしていたヒューとケネスのマッカスキル兄弟。

1827年、2人はスカイ島へ移住すると、この地で栽培されていた大麦を使い、当時スコットランドで盛んに生産されるようになったスコッチ・ウイスキーを造ることを決意した。グレンリベット蒸留所が、酒税法改正により政府認定第一号蒸留所となったのが1824年ですから、スコッチ・ウイスキーの転換期ともいえる時代だった訳です。

蒸留所名となった「タリスカー」とは、当時兄弟が住んでいた家の名前で、ゲール語とヴァイキングの言葉の両方に起源があり、「傾いた大岩」、あるいは「斜面上の大岩」の意味があるという。英語の辞書を始めて編集し、ウイスキーという言葉を辞書に登場させた文豪・サミュエル・ジョンソン博士が宿泊した家としても知られる(博士が泊まったのは1773年で、蒸留所が創業される60年ほど前の話である)。

タリスカーはUD社のクラシックモルトのひとつだったが、現在の所有者であるディオジア社となって、シングルモルトにも力を入れ、巨額の投資を行ってきた。麦芽はディアジオ社のグレンオード製で、フェノール値は18~22ppm。仕込み水には蒸留所の背後にあるホーク・ヒルに沸く20近い地下水源を利用。ミネラルとピートが豊かなこの水が、タリスカーの味わいを力強く、暖かい印象のフレーバーを生みだしている。しかし、タリスカー蒸留所には慢性的な問題を抱えており、そのひとつが厚い岩盤で覆われたスカイ島は保水力に乏しく、慢性的な仕込水不足に悩まされている。そのため、新しい水源を求めて常に試掘を繰り返している。

創業当時は3回蒸留を行っていたが、1928年以降は2回蒸留に切り替えている。 注目すべきはポットスチルの形状。初留器に、ピューリファイヤーと呼ばれる昔ながらのU字型に折れ曲がった形状の、蒸留液の一部をスチルに還流させるためのパイプがつながる独特のラインアームを持ち、昔ながらのワームタブ(冷却装置)も備えられている。これが、原酒にパワフルでコクのある風味とスパイシーな味わいを与えている。以前から、ブレンダーたちの間では「舌の上で爆発するような」、あるいは「強い胡椒風味」があるといわれ、ジョニーウォーカーの原酒にもっている。熟成にもこだわりをもち、樽材からの余分な影響を受けないようにするため、リフィル(2回目以降)の樽を敢えて使っている。

『タリスカー10年』は、ピートと海潮の強烈な香りと、スモーキーな甘さが楽しめるタリスカーの入門編。力強いピートのスモーキーさの中に潮の香りが現れ、柑橘系のリッチな甘さのあとにタリスカー独特の強烈なペッパーの風味が感じられる、とても複雑な味わいのフルボディ。フィニッシュにも甘さが持続する、他のモルトウイスキーにはない無骨でパンチの効いたたくましさが魅力で、食中酒、食後酒向きといってよい。

しかし、好き嫌いが分かれるので、シングルモルト好きでない限りギフトには向かないかも知れません。もっとウイスキーを知りたいという自分へのプレゼントなどに。

 

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所有者:ディオジア社

所在地:Carbost,Isle of Skye

URLhttps://talisker-online.jp/(タリスカーオンライン)

創業年:1830年

蒸留器:ボール型、ストレートヘッド型

アルコール度数:45.8度

容量: 700ml

 

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シングルモルト/アイランズ
Talisker Storm

  • タリスカー ストーム

ストーム(storm)とは、「嵐」とか「暴風雨」のこと。マスターブレンダーがタリスカーに貯蔵されている原酒の中から、熟成年数にこだわることなく選び抜きヴァッティング。タリスカー特徴である、荒々しい潮の香りとブラックペッパーの風味をさらに際立たせた。明るい金色の色合いに、スモーキーで甘い麦芽やドライフルーツの香りに、スパイシーな刺激と潮風の風味。甘味とスモーキーなフレーバー、塩気のバランスが良く、フィニッシュはとてもクリーン。

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アルコール度数:45.8度

内容量:700ml

 

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シングルモルト/アイランズ
Talisker Port Ruighe

  • タリスカー ポートリー

ポートリー(port ruighe)とは、19世紀にポートワイン交易で栄えたスカイ島の港町の名前。その先人たち敬意を表し、タリスカーの原酒をポートワインの樽で追加熟成したのが「タリスカー ポートリー」。ラベルには港町ポートリーとポートワイン樽を積んだ船が描かれている。完熟したプラムのような甘さと、枯れ木を燃やしたようなスモーキーな香り。力強い潮とペッパーの風味に、赤いベリーのリッチな香りが融合。

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アルコール度数:45.8度

内容量:700ml

 

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シングルモルト/アイランズ
Talisker Distillers Edition

  • タリスカー ディスティラーズ エディション

ディスティラーズエディション(Distillers Edition)とは、蒸留所ごとにレギュラーの樽での熟成の後に、シェリーやワインの熟成に使われた樽などを使い、ダブル・マチュアード(二段熟成)を施して、シングルモルトウイスキーに新たなアクセントや豊かさを加えた商品のことをいいます。

『タリスカー ディスティラーズエディション』は、アメリカンオークで通常の熟成を行った後に、アモロソ(シェリーの一種で甘口)の貯蔵に使った樽に詰め、3か月から半年ほど後熟させています。そのため、タリスカーの特徴である力強いピーティで黒胡椒の風味に、リッチでフルーティな甘い風味が加えられ、より熟成が進んだような豊かで魅惑的なシングルモルトとなっています。通常毎年バッチ1回分しか造られず、ボトルにはヴィンテージ(熟成年)、ボトリングされた日付に、バッチ番号が刻印されています。

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アルコール度数:45.8度

内容量:700ml

 

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シングルモルト/アイランズ
Talisker Aged 18 years

  • タリスカー18年

年間数量限定ながら初めて定番として出された長期熟成のシングルモルト。「タリスカー10年」は、アメリカンオークのリフィル樽で熟成の原酒を使用しているが、「18年」は3割程度、ヨーロピアンオークのリフィル樽(シェリーの熟成に使用された樽)で熟成させた原酒を使用している。パワフルなタリスカーの特徴はそのままに、リッチでフルーティー、長期熟成の円熟味が楽しめる。

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アルコール度数:45.8度

内容量:700ml

 

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シングルモルト/アイランズ
Talisker Aged 25 years

  • タリスカー25年

タリスカーは、ディアジオ社の所有となってから巨額の投資を行い、シングルモルトのリリースに力を入れてきた。以前にも「タリスカー25年」は“Special Release”シリーズとして発売していたが、カスクストレングス(樽熟成の原酒を加水せず瓶詰めしたもの)だったため、味わいはバラバラでした。その後、長期熟成の樽も定期的にリリース出来るようになり、タリスカー独自のアルコール度数45.8%で毎年ボトリングできるようになりました。

口に含むと、タリスカーらしい潮の香りにスパイシーで、微かに感じるスモーキーさはそのまま。おだやかな甘さがゆったりと広がり、軽い酸味と塩味徐々に押し寄せてきます。カスクストレングス(旧ボトル)の力強さや荒々しさは失われましたが、バランス良くまとまった高級酒という印象です。

 

▶『タリスカー25年』「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション 2019」最高金賞受賞

「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC実行委員長 土屋 守氏)」とは、ウイスキー文化研究所が主催する国内外のウイスキー及びスピリッツの品評会。審査員は、全国の名バーテンダー、マスター・オブ・ウイスキーなどで構成。2019年は、のべ180人の審査員が出品された527商品を3月11~12日の2日間にわたり「EBiS 303 イベントホール」において審査。ウイスキー部門において『タリスカー25年』が、最高金賞(受賞他12銘柄)と特別賞(ベストスコッチシングルモルト・オフィシャル部門)を受賞。繊細な味覚を持っているといわれる日本人に選ばれたシングルモルトスコッチウイスキーといえる。

 

「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション 2019」HP

https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/

 

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アルコール度数:45.8度

内容量:700ml

 

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  • その他のラインナップ

シングルモルト/アイランズ
Talisker Aged 30 years

  • タリスカー30年

こちらも「25年」と同じく、現行品が発売される以前まで“Special Release”シリーズとして、カスクストレングを不定期にリリースしていた。定期的にリリース出来るようになり、タリスカー独自のアルコール度数45.8%に設定、ラインナップの中で最も長熟となっている。
穏やかな甘みがゆっくりと広がり、徐々に苦みや塩気といった潮のニュアンスが押し寄せ、そこにスパイシーさと微かなスモーキーさが複雑に絡み合う。自己主張は強くないが、加水することで甘みが現れ優しい味わいに変化してゆく、まさに最上級のシングルモルト。

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アルコール度数:45.8度

内容量:700ml

 

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